30年ぶりの富士スピードウェイはあいにくの雨。
決勝レースも序盤はセーフティカースタートのつまらん立ち上がり。路面温度も22℃とタイヤもエンジンも温まらずしばらくはレースも小康状態。フェラーリ勢は天候の読みが甘かったのか、エクストリームウエットタイヤを履かずスタンダードウエットタイヤ履いていたので、雨が強くなりいきなりのピットストップ。ポジションを20位まで下げてしまった。
そして20周目からレースが本格的に開始するとなんと大波乱の連発。ニック・ハイドフェルドとジェンソン・バトンが接触し、バトンはフロントウイング破損。また佐藤琢磨もノーズとフロントウイングを破損し、交換を余儀なくされる。そして43周目にアロンソが100Rを抜けヘアピンに向かうところでウォールに接触。マシンを大破させ、まさかの今季初リタイア。
トップはハミルトン。ハミルトンは終止安定した走りを見せ、トップでチェッカーを受け今季4勝目。
そして魅せてくれた、ライコネンとマッサ。3回もピットインしながらもライコネンは堂々の3位。最後までコバライネンに喰らいつく走りはかっこよかった。マッサは残り1周で白熱したバトルをロバート・クビサと繰り広げ最終コーナーで抜き去り6位。日本勢としてはHONDAのバリチェロ10位と残念な結果になってしまったが、何が起こるか分からない富士スピードウェイ、大いに楽しませてくれた。
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